関門海峡(2008-05)
山口県下関市と福岡県北九州市の間にある海峡です。
昔から海上交通の要所であり、壇ノ浦の合戦でも有名です。
海峡と言うだけあってかなり狭いです。(対岸の建物などがよく見えます)
狭いですが船はかなり通ります。大小さまざまでした。
関門海峡を横断する交通機関は、関門橋・関門国道トンネル・関門鉄道トンネル・新関門トンネルがあります。
関門橋は1973年開通の吊り橋で、関門自動車道にあり唯一地上で横断しています。
通行料金は割高に設定されているので、ただ海峡を渡るだけなら国道トンネルの方がいいです。
関門国道トンネルは国道2号線になっていて有料道路です。
巨額の資金と21年に亘る工事を経て1958年に開通しました。
また、このトンネルは二段構造になっていて上部が車道で下部は人道になっています。
人道へはエレベータで降ります(車道の入口とは違う所にあります)
歩行者は無料ですが自転車・50cc以下のバイクは有料です。
県境は海面下56mにありデカデカと線が引いてあります。
車道も人道も通りましたが、車道は片側1車線で交通量が結構多いです。
下関側の入口が変な所にあるので、連絡する道はありますが複雑で判りにくいです。
歩道はジョギングやウォーキングをしている人がいました。
関門鉄道トンネルは1942年に開通した海底鉄道トンネルです。
それまでは関門連絡船により連絡していました。
この船の特徴は貨車を線路から直接船に乗せて運ぶものでした。
新関門トンネルは1975年に開通したトンネルで山陽新幹線が走っています。
関門橋です。
狭いので対岸の様子がよくわかります。

海峡部です。


光の加減で真っ黒になってしまいました。

長州藩の大砲のレプリカです。

関門国道トンネル人道へのエレベータがある建物です。
これは下関側ですが北九州側にも同じ建物があります。

人道内部です。
歩行者専用道路なので右側通行で、バイク等は押して歩きます。
乗っていると放送で注意されるそうです。


県境です。
デカデカと書いてあります。
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